🌟お好みシネマch🌟マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
いつか、観ようと思いながら、ずっと機会を逃していた作品の一つ。
サッチャー元首相は、我々世代には、とても馴染みの深い女性🐥
映画にするには、女優に余程のパワーがなければ厳しいかな?と、ちょっぴりこの人の映画化には懐疑的な心境だったこともありまして、これまでは、なかなかスタートボタンを押せなかったですね😅
それほど、パワフルな印象を持つ女性でした👏👏👏
果たして誰が、このサッチャーを演じきれるかと言えば、やはり、メリル・ストリープ以外は、考えられないというのは、おおよそ、想像はつきます😌
そして、彼女の演技力におんぶにだっこ状態の作品になってしまうであろうというのも、これまた、メリルあるあるですね(;¬_¬)💦
まぁ、ぴよぴよ庵では、もの足りなさを上げ連ねるより、良い点をフォーカスしましょうかね😅✨✨
本作品は、晩年のマギー(サッチャー元首相)が、死別した夫デニスの幻影と共に過去を振り返る構成👌
これは、なかなか面白みのある切り口です✨
マギーが認知症を患っていたことは、当時、大きく報道され、『鉄の女が認知症!』と言うことで、弱々しい姿を撮った写真が幾度も出たものです😥
あの数年間、彼女の見えた世界をこのようにファンタジックに表現してくれたことには、なんというか、素直にありがとうって、気持ちになりました💕💕🐥
艱難辛苦を乗り越え、一国の首相として勤め上げた女性ですから、それを支える家族の苦悩もいかばかりだったことでしょう。
妻や母として生きることより、国にその身を捧げる道を選んだことは、同時に家族に対する大きな負い目と戦いながらの人生を選択したことになります。
その負い目は、首相を退いても、尚、彼女の心を解き放つことはなかったかもしれませんね。
静かで、寂しくて、愛おしいクライマックスは、メリルの演技が光ります(T^T)💧✨✨✨
それだけでも、観た甲斐があったと感じる映画でした😅
「考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる」
もちろん、この有名な名言も登場しますよ😊
私も、夫婦生活が、35年を過ぎまして、やがては老い、そして、どちらかが先に逝くんだぁ・・・な~んて、ちょくちょく考えたりするわけです🤔
残して逝くも、残され生きるも、辛さは同じでしょうが、せめて、互いが今生を、そこそこ楽しく送れたねと、心に留めての別れでありたいと願っています💕
自分がそう願うように、相手にもそう思ってもらえるような日々を送りたいものです😅
さて、ここで、この作品でも、アカデミー主演女優賞を獲得したメリル・ストリープについてのぴよ考🌟🌟
彼女が出演する名作を上げたら、キリがないかもしれませんが、私のオシを何点か上げておきます😅
外せないのは『ソフィーの選択』。
人生の岐路で生と死の選択を余儀なくされるソフィーの儚なく悲しい運命。透き通るような美しさが際立つ若き日のメリルは必見でございます!!
金妻のテーマにもなった、R・デ・ニーロとの共演『恋におちて』は、日本ではかなり話題になりましたね😍
でも、私は、どっちかというと、R・レッド・フォードとの『愛と哀しみの果て』の方が好みです🐥
雄大なアフリカのロケーションは素晴らしく・・・まぁ、レッド・フォードもカッコいいしね🤣👌
そして、、最後にメリルのエピソードをひとつ!!
彼女は、25年前に私の住む福岡県北九州市を訪問しています。
北九州市立国際村交流センターで夫の彫刻作品が展示されることになり、除幕式に参加したのです。
わっしょい百万夏祭りのパレードにも参加し、また、同市内の養護施設などにも訪れニュースになりました😍
お会いした人のお話によると、とても、美しく気さくな大女優だったそうです✨✨
1949年生まれの69歳。
まだまだ、楽しみは尽きない女優さんのひとりです💕💕
では、本日はこのへんで<(_ _)>
最後まで、お読みいただきありがとうございました🐥✨✨